コウモリで見つかったSARS様ウイルス
【Nature】
ACE2受容体を利用するコウモリ由来SARS類似コロナウイルスの単離と特性解析
(日本語要約:購読が必要な場合があります。)
2012年の春、中国雲南省の銅山廃鉱でコウモリの糞を掃除する3人の鉱夫が致死性肺炎を発症。鉱夫から採取した『血清サンプル』を送られた、後の ❝バットウーマン❞ こと石正麗 氏ふくむ、武漢ウイルス研究所の研究者チームは感染の原因を発見するため、コウモリ、ラット、トガリネズミなど、様々な動物を廃鉱内や周辺で採集する。
2012年から2015年の間に、武漢P4生物ウイルス研究所の石正麗 研究員と彼女のチームは、廃鉱内に生息したキクガシラコウモリ(馬蹄コウモリ)の糞サンプルから293の多様なコロナウイルス(284のアルファコロナウイルス、9のベータコロナウイルス)を分離する。
2013年に、このチュウゴクキクガシラコウモリの糞サンプルから分離したコウモリ コロナウイルス【RaTG13】は、『重症急性呼吸器症候群SARS-CoV』と99.9%、『新型コロナウイルス感染症 武漢ウイルスCOVID-19』とは96.2%ゲノムが重なった。
人為的なゲノム操作なら話は別だが、自然発生で3.8%ゲノムの違いを及ぼすためには、近縁のコウモリ コロナウイルスからおよそ40年~70年前に分岐する必要がある。
「死の鉱山だ、あそこへ行くな、皆んな知ってる」
中国雲南省 昆明市から南西へ300キロ、普洱市から北東へ100キロ余り、墨江ハニ族自治県の『通関』。
チュウゴクキクガシラコウモリから発見されたコウモリ コロナウイルス【RaTG13】の系統名、「Ra」はコウモリの種類、「TG」は通関、「13」は2013年に採取されたからだ。
現在、コロナの見つかった廃鉱銅山は、身分証の無い者を通さない。
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ニューズウィーク日本版 6/22号 特集:ルポ 武漢研究所のウソ[雑誌]
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