アヌビス神

死者のミイラを造るアヌビス神像
ルクソール西岸 センネジェムの墓に描かれた壁画

冥王オシリスを補佐し、「ラーの天秤」を用いて死者の罪を量る役目を担い、死んだオシリス神のバラバラの遺体をエジプト最初のミイラにする。
その様子は『死者の書』や墓所の壁面などに描かれた。

墓所にたむろする野犬たちが墓所を守っているように見える処より、又は亡き飼い主の遺体から離れぬ犬の忠誠心を見て死者を護っていると考えた。それがアヌビス神の原型ではと思われる。

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