2020年5月3日
ガルワン川を見渡す、およそ視線を阻む建物も人工の灯りも存在しない、渓谷より仰ぎし満天の銀河を、
煌めく金の星、銀の星、瑠璃の星、硨磲の星、瑪瑙の星、珊瑚の星、琥珀の星、真珠の星々が映し出す悠久に、
何処まででも渡り征き、それでも辿り着けぬ三千大千世界の遥か向こうへと魅了され、
テント泊に寝付かれぬツァムジュ少年は、
息をするのも忘れ去り、子供らしい表情をシャーロックへ見せている。
「星を見るのが好きなんだね、ツァムジュ君。」
「ボクは―――― 星が何光年もズッと遠くに在ると思うと、怖くなって目を背けてしまいそうになるけど、
手の届く所にある星は…… 月や火星に行ってみたい。」
ワクチンではなく大量破壊生物兵器
インド、ボパールにおける12~14歳の子どもへのCOVID-19ワクチン接種
「ホームズ先生、連れて来て頂いてありがとうございます。」
「チャイナ軍が越境して来ると予見したのは自分だから、確かめる責任がある。と言う君の考えは分かるよ、ただ危険だからね。」
ツァムジュ少年に同意しつつも、現場へは連れて行けないとシャーロックは考えている。
「先生、もっとお話が有るんです。
病気が世界中に蔓延しだしているの、ホームズ先生ご存知ですよね。ただ……
コロナワクチンの方が、コロナウイルスよりも危険なので、注射してはいけません。
コロナの蔓延は計画されたパンデミックで、毒ワクチンを接種させるのが目的です。
免疫力が落ちて色々な病気になります。血栓ができます。子供が産まれにくくなります。
コロナも油断してはいけないですけど、でもコロナワクチンの方が危険です! 人殺しを目的に作られたモノかも知れません……」
【LIVE】WHOから命をまもる国民運動 9.28国民集会パレードデモ有明
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— チャンネル桜大学 (@SakuraDaigaku96) September 27, 2024
ツァムジュ少年は予知夢でそれを見て、それが現実になる。その彼がこう言うのだ……
3日前もそうであった――――
4月30日。
―――― 少年は不意に口を開き、ガルワン渓谷で、これから起こることを語り出す、
「インドのラダックとチベットが重なる国境地帯に、チャイナ軍が侵入して、インド軍と衝突します。ガルワン川がある辺りで、
核兵器を持つ両国同士の申し合わせで、銃火器は使用しないとになってますけど、棍棒なんかの殴り合いで死ぬ人が出ます。」
ラダックとは、チベット高原の西端にあたるインドヒマラヤ山脈は奥深く。標高3,500メートル、広大なカシミール地方の東部を構成し、
多様な宗教史と遥かに複雑な歴史を有し、最も美しい古よりの仏教美術を誇り、
The Saspol Caves of #Ladakh is replete with unique paintings symbolic of medieval Indian and Tibetan Buddhist art. #JammuandKashmir #IncredibleIndia pic.twitter.com/nttz4XAHaH
— Incredible!ndia (@incredibleindia) May 18, 2019
別名「リトル・チベット」とぞ称すラダック連邦直轄領は、インド領の最北に位置する。
そのため中国共産党の侵略より免れ、
仏教寺院が、共産主義者による破壊などの蛮行にさらされること無く残り、近年は景勝地としても名高い。
そのラダックのガルワン渓谷へ、チャイナ軍が国境線を越えて拠点を置くと言うのが、ツァムジュ少年の予知夢なのだ。
5月2日の早朝には、ツァムジュ少年僧とチベット亡命政府の職員ヤンゾム女氏、運転手でインド人のパラミタ・ヤーダヴ女氏、
そしてシャーロック・ホームズの4名で、ガルワン渓谷を目指すこととなった。
現地で、特殊国境部隊 SFFのチベット兵数名と、1人のチベット僧が待って居ると云う。
「パラミタ・ヤーダヴさんは何度もお世話になっている、元インド警察の方なんです。」
ヤンゾム氏が長距離を共にする我々のために、自己紹介の機会を与えてくれた。
「始めましてヤーダヴさん。わたしは……」と、シャーロックの言葉をさえぎり、
「シャーロック・ホームズ先生だろ! 知ってるよぉ〜 始めまして。
―――― そして、君はツァムジュくんだね、よろしく。あたしはパラミタ、アンタたちに会えて光栄だよ!」
パラミタ女氏は見た目通り豪放磊落な性格のようだ。
「ラダックとダラムシャーラーは何度も行き来してるけど、レー・マナリ・ハイウェイは雪がある季節は通れないんだよ、
だから今の時期だと、809キロを車で21時間ほどかかっちまうが、美しい湖畔のシュリーナガルを巡るのはいかがかね。
レーまで行けば、観光地ラダックの表玄関になってるよ。」
「ではシュリーナガル経由で、乗せて行ってもらおうかな、安全運転でたのみます。」
「分かってるよぉ先生。じゃ安全運転で!」
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