林 羅山

 林 羅山はやし らざん  

8歳で浪人が『太平記』を読むのをそばで聴き、これを暗唱あんしょうする。
12歳で京都の建仁寺けんにんじで仏教を学ぶが、出家は拒否し、家で儒学じゅがくに親しみ『論語』『大学』『中庸』『孟子』の研究をしていた。
明暦の大火めいれき  たいかで、読みかけの一冊だけを持ち避難するも、蔵書の全てが消失したと聞いて命を縮めたと云われる。

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