秦氏千年の計27 宗教を政争の具にする人々

 天下分け目の「関ヶ原の戦い」のおり、豊臣秀吉とよとみ ひでよしの妻であった北政所きたのまんどころこと寧ねい(ねね)が、徳川とくがわ側へ付いたのは隠すことの出来ない事実ですが、 なぜそのような事が起きたのか、様々な憶測お …

秦氏千年の計26 戦国武将からの手紙

 女性の権力は徳川幕府の朱子学しゅしがく政策の中で低下しますが、 戦国の代よにあって絶大な影響力を有ゆうする女性たちが居ましたし、その女性たちと関係が深いとの周辺へのアピールは、 戦国武将にとって重要な政治戦略上の鍵でし …

秦氏千年の計24 徳川の儒学者活用法

 徳川幕府が滅んだのは、度重なる飢饉ききんから農業国としてはすでに破綻はたんしているのに、不安定な米本位制こめほんいせいを辞められず、 違法な形で行こなわれ続ける金融取引の武家無尽ぶけ むじんや、役人と商業者の癒着ゆちゃ …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(参の巻)

3.徳川が名実ともに支配者となるその秘策ひさくとは?!  徳川将軍家が家紋『丸に三みつ葉葵ばあおい』は、 賀茂神社かもじんじゃの氏子となった松平親氏まつだいらちかうじが、賀茂神社の御神紋ごしんもんにあらせらる葵紋あおいも …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(弐の巻)

2.賀茂かもの神と大山咋神おおやまくいのかみ  日枝大神ひえおおかみとは、大山咋神おおやまくいのかみのことである。 賀茂御祖神社かもみおやじんじゃ(下鴨神社しもがもじんじゃ)に祀まつられる神が、神産巣日神かみむすびのかみ …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(壱の巻)

1.家康と山王信仰さんのうしんこう  かつて、江戸城内で時の将軍上覧じょうらんの『天下祭てんかまつり』は二つである。 一つは神田明神かんだみょうじん(神田神社かんだじんじゃ)の祭礼神田祭かんだまつり。  そしてもう一つが …

地霊散歩

秦氏千年の計1 ザビエルより前に日本へ来ていたキリスト教 秦氏千年の計2 欽明天皇と秦大津父 秦氏千年の計3 世界中が『オオカミ信仰』を持っている 秦氏千年の計4 日本の『オオカミ信仰』 秦氏千年の計5 なぜ?「犬」には …