お勢登場より 2
『東京シティエアターミナル』も近い『水天宮すいてんぐう通り』の水天宮を右に観ながら『人形町にんぎょうちょう』が在る交差点を『茅場町かやばちょう』方面へ行けば、 文豪 谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろうも神楽を楽しんだ …
東洲斎 写楽《とうしゅうさい しゃらく》は「謎の絵師」と呼ばれる浮世絵師。
江戸時代中期に約10ヵ月間だけ役者絵などの作品を版行したのち画業から姿を消した。
その正体には様々な研究がされているが、阿波徳島藩《あわとくしまはん》 蜂須賀家《はちすかけ》の能役者 斎藤十郎兵衛《さいとう じゅうろべえ》だとする説が有力。
「写楽」と言うチームで版行を行っていた可能性が有る。
初期の錦絵のみ「東洲斎」の落款《らっかん》が有り、斎藤十郎兵衛が直接かかわったのはこの数枚の錦絵だけだったのでは有るまいか。
写実的に過ぎたためか、当時の江戸庶民には余り人気が無かった。
そのための10ヵ月間のみの活動だった可能性も有る。ただし業界内での評価は有ったのだろう、そうでなければ商業に乗らないからだ。
『東京シティエアターミナル』も近い『水天宮すいてんぐう通り』の水天宮を右に観ながら『人形町にんぎょうちょう』が在る交差点を『茅場町かやばちょう』方面へ行けば、 文豪 谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろうも神楽を楽しんだ …