アマビエと『まれびと』信仰2『まれびと』の登場する『神話』と『昔話』と『山人』
◆『まれびと』の登場する『神話』と『昔話』と『山人』。 「天孫降臨」のニニギ尊。 「ヤマタノオロチ退治」のスサノオ命。 「オオクニヌシ大神の国造り」を共にしたスクナヒコナ命。 「海幸山幸」で山幸彦(ヒコホホデミ尊 …
依代《よりしろ》は、折口信夫の「まれびと」に並ぶ『折口民俗学』の一翼である。
柳田國男は、仏教伝来以前に「ほとけ」と云う「よりしろ」が有ったと説《と》いたが。甲骨文字研究で有名な白川静は「缶《ほとぎ》」ではないかとしている。
神籬《ひもろぎ》とも言い、神のよりつく物。神霊の憑依《ひょうい》体で、「よりしろ」を神社では「霊代《みたましろ》」と言う。
山。岩石。樹木。御幣《ごへい》。神像。鏡。動物。人などで。「よりしろ」が人である場合「尸童・依坐《よりまし》」と言う。
「よりしろ」が有る事により神霊の降臨が分かり安くなり、「よりしろ」となる樹木や石などに「しめ縄」をしめたり「榊《さかき》」を付けるなどして、神聖な物・場所の印とし知らしめ、祭りや信仰の対象とする。
日吉《ひよし》大社の大榊神事は、幹の直径10cmの「榊《さかき》」自身を「よりしろ」とする。
石上《いそのかみ》神宮。伏見稲荷大社では杉を「よりしろ」とし、三輪《みわ》山は「三輪の神杉《かんすぎ》」と云う。
龍田《たつた》大社は延喜式「龍田風神祭祝詞」に風の神様をお祀りし、楓《かえで》は「木に風」と書いて楓である。
橿原《かしはら》神宮の橿《かし》は「厳橿《いづかし》」。
伊勢神宮。熊野速玉大社では「梛《なぎ》」が「よりしろ」である。
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