『パリピ孔明』の如く現代へ転移・転生する作品が少ないのも孔明の罠か!?

孔明こうめいと音楽は、実は無関係では無いのです。
琴は文人のたしなみとされる『琴棋書画きんきしょが』の1つ目であり、孔明ならずとも、日本の多くの知識人がこれにならいました。

三国志さんごくしオタのオーナー小林と、馬謖ば しょくの起用を巡って語らいながら圍棋いご)を打つのも、『琴棋書画きんきしょが』の2つ目「棋局ききょくたしなむ」からの事でしょう。

 孔明の作曲とも伝わる古琴こきんGu-Qinグーチン❞ による『滄江夜雨チャンジャンエーエゥー(沧江夜雨)』

京劇きょうげき屈指くっしの演目『空城計くうじょう けい』に、この古琴グーチンく孔明が登場します。

時は、西暦228年の春。「亡き先帝せんてい劉備りゅう び漢朝復興かんちょう ふっこう遺志いしに従い、しょく丞相じょうしょう 諸葛亮しょかつ りょう孔明が、漢中かんちゅうより自ら軍をひきいに対して行った軍事作戦。

第1次北伐ほくばつは、初期こそ孔明の思惑通り上手く事が運びます。ところが「街亭がいていの戦い」にて信頼していた馬謖ば しょくが孔明のめいそむいたうえ張郃ちょう こうに敗れ、孔明のしょく軍は撤退を余儀なくされました。
 

馬謖ば しょくの敗北を知り、孔明はただちに武将たちへ退却を指示。孔明もわずかな兵で、陽平関ようへいかんの城に兵糧ひょうろうを確保へ向かう。

この兵糧を相手に取られれば敵の利益となり、自分たちは食糧が無いため兵を動かせず、次回の北伐ほくばつを延期せざるを得なくなります。

ですが、司馬懿仲達しば い ちゅうたつひきいる15万の軍は、もうそこまで迫って来ている。
孔明の兵は2千人、勝ち目は到底とうていありません。

 孔明は「空城くうじょうけい」をこうじます。

 「物音を一切立ててはなりません、騒いだ者はり捨てよ、
 城門じょうもんを全て開け放ち、綺麗に掃除をしておきなさい」

孔明はこう表すと羽毛扇うもうせんを振り、その先には七げんことが待つ。
 

 計略けいりゃくの基本とは、

 「少なければ多く見せ、多ければ少なく見せる」
 「強ければ弱く見せ、弱ければ強く見せる」
 「無ければ有るように見せ、有れば無いように見せる」

それまで洛陽らくようにあり陣頭へ立ちたがらなかった司馬懿しば いですが、街亭がいていでは大軍にて孔明へと迫った。

大きく開かれる城門の前では老兵一人が清掃をしてり、あおげばたかどのうてなこうき、童子をひかえし孔明の琴をだんずを見て。

司馬懿しば い
 「待てあわてるなこれは孔明の罠だ」

司馬懿はあやしみやぶれるよりも、このまま退くを選びました。

現代人が、異世界や過去へ転移・転生する原作は数多く、映像化もされています。

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『JIN―仁―』や『信長のシェフ』がドラマ化され、知られているでしょう。

しかし過去の人物が、現代へ転移・転生して来る原作は、英霊が活躍するゲームも御座いますが、
それ事態が少なく、存在しても「中々、映像化されないなぁ」と思ってますた。
(´・ω・`)・・・
 

数少ない最近の、現代への転移・転生モノだと、

映画化・アニメ化された、ヤマザキマリ 先生の人気作『テルマエ・ロマエ』と、
ティムール・ヴェルメシュ 氏の風刺小説『帰ってきたヒトラー』も映画になった。

 
アニメ化もされた、目黒川うな 先生の『織田シナモン信長』。

 
そして深夜ドラマ化された、ヨコヤマノブオ 先生の『武士ぶしスタント逢坂あいさかくん!』くらいしか思い付きません。

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『逢坂くん』面白かったですねぇ、ドラマ拝見させて頂きました。
ROLLY さんが、まるでギンビスのようにペンをってましたね〜
 

そんな中、満を持してアニメ化されたのが、原作:四葉夕ト 先生、作画:小川亮 先生による『パリピ孔明』なのです!

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パリピ孔明
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【モナ・リザ】自らに母の面影を探すレオナルド・ダ・ヴィンチ
 
『ポーの一族』はエドガー・アラン・ポーだと、子供ながらに気付いてますた
 
いつもありがとうございますm(_ _)m
                  
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