フリードリヒ・ニーチェの言う、
『天空/大地』
『アポロン的なもの/ディオニュソス的なもの』
『生の無限性/生の有限性』
『偶然/必然』
『光/闇』
『真理/生成』
『精神/魂・身体』
『認識/意志』は、
『∞/0』
『相対/絶対』
『理想/現実』
『創造/破壊』
『永遠/一瞬』になるだろう。
では、『男性』と『女性』を当てはめたらどうなるだろうか?
『男性/女性』だろうか、それとも
『女性/男性』であろうか?
意見は別れるだろうが、『女性(母)』に産んでもらったにも拘わらず自分で産むことの出来ない私のような『男性』は、間違いなく『生の有限性』を象徴するだろう。
詰まり、
『女性=生の無限性=∞=相対=永遠=光
/男性=生の有限性=0=絶対=一瞬=闇』に成ると私は思っている。
東京大神宮『恋愛成就』東京随一
東京のお伊勢さま 東京大神宮 令和二年2月9日(2020年)
さらに言うと日本においては、【アポロン】と【ディオニュソス】のような男神には成らない。
日本では、【アポロン的なもの】は【アマテラス的なもの】に、【ディオニュソス的なもの】は【アメノウズメ的なもの】に、二柱とも女神へと成立する。
『天空』のタカマガハラの神であった【アメノウズメ】の神は、天津神の主宰神【アマテラス】大御神の息子のーー
ーーさらにその息子である男神ニニギと共に『大地』へと降臨し、『生の無限性』を失い『生の有限性』へと降下する神であった。
【アマテラス】は、夫であり弟、海王であり冥王たるスサノオに、娘を殺されアマノイワトへ御隠れになってしまう。
その母の嘆きの『闇』を解きし神こそ【アメノウズメ】なのだ。
『古事記』で【アメノウズメ】はアマノヤスカワラにて、神々を前に狂乱の舞踏を披露した。胸をかき出し男神を前にストリップをやったのだ。
この性質は、葡萄酒の神バッコスより出し、狂気と陶酔を司る【ディオニュソス】の其れそのものではないだろうか。
この騒ぎに悲しみを忘れる【アマテラス】大御神のアマノイワトは開かれた。再び世界は『無限』の『光』へと包まれる。
これが、日本における【アマテラス】と【アメノウズメ】の女神二柱の役割であった。
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【生の無限性】アポロンとディオニュソスの二男神が、日本ではアマテラスとアメノウズメの二女神になる!!【生の有限性】(弍の巻)
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