秦氏千年の計45 山背大兄王の非業と中大兄皇子の野望
秋あきの田たの かりほおの庵いおの 苫とまをあらみ わが衣手ころもでは 露つゆにぬれつつ 天智てんぢ天皇 『後撰和歌集ごせんわかしゅう』秋中ー302 秋の田んぼの仮小屋かりごやの庵いおりで、例大祭れいたいさいに必要な …
百人一首《ひゃくにんいっしゅ》
百人の歌人の和歌を選び作った「秀歌撰《しゅうかせん》」の形を取る和歌集。
特に、藤原定家《ふじわのていか》が、京都は小倉山の山荘で選んだ「小倉 百人一首」は“歌がるた”として最も有名で、「百人一首」と言えば「小倉 百人一首」を指す程である。
天智、持統の親子天皇を始め。柿本人麿、紀貫之。後鳥羽院、源経信《つねのぶ》など、新旧歌人の配置が入念に考えられ、百人の歌人の歌で一首を成す構造を有すると言えよう。
秋あきの田たの かりほおの庵いおの 苫とまをあらみ わが衣手ころもでは 露つゆにぬれつつ 天智てんぢ天皇 『後撰和歌集ごせんわかしゅう』秋中ー302 秋の田んぼの仮小屋かりごやの庵いおりで、例大祭れいたいさいに必要な …
あかねさす 紫野むらさきの行ゆき 標野しめの行ゆき 野守のもりは見みずや 君が袖きみ そで振ふる 額田王ぬかたの おおきみ 『萬葉集まんようしゅう』第38葉(巻1ー20) 茜色あかねいろの日が射ひ さす、染料や薬用 …
天智てんぢ天皇と、その皇女こうじょにあらせられた持統じとう天皇 小倉おぐら 百人一首ひゃくにんいっしゅ001 天智てんぢ天皇。 秋あきの田たの かりほおの庵いおの 苫とまをあらみ わが衣手ころもでは 露つゆにぬれつつ …