④ 九龍籠城(The Besieging Demonstrators in Kowloon)3

 頭悪いだろ? でもねバカ程、使い勝手の良いモノはないから。
 

 アメリカ同時多発テロあったよね。アメリカ軍にアフガニスタンを侵略させて、イラクも侵略して中東に基地を置いて油田を押える。

 あの辺りを『新世界秩序』に取り込んで、日本のように従順にさせて仕舞う。」

 「それで上手くいったの?」

 「いや、上手くいってない。良いんだよ、アメリカは覇権国家じゃ無くなるからアフガニスタンで消耗すれば。

 『対テロ戦争』とかどうでも良いんだよ本当は、敵なんか居ないし。全部が ❝でっち上げ❞ だから、アメリカ人を縛るための手段だ。」

 「アメリカ人を縛る?」

 「反論させないようにする仕掛けだよ、そうすれば話しなんて幾らでも捏造できるように成る、
 

 これを使って、もっと驚くような事がアメリカで起こるから、

 アメリカ大統領選で。勝ったはずの者が敗け、敗けた者を大統領にして仕舞う。ハハハハ、

不正選挙で選挙を乗取れば民主国家は簡単に支配できるよ〜〜

 ロシアゲートは先ず先ずだったけど、

 トランプ支持者と偽った連中に議事堂の乱入を扇動させて、トランプを今度こそ弾劾に掛けてやるッ!

 トランプが戒厳令を使うかも知れないから、ミャンマー軍にクーデターをヤラせて、トランプの真似をしたと宣伝する。

 ミャンマーのクーデターはもう決定事項だ。
 

 それと、他にもとんでもない事が世界中で発生するだろう。いやもう起こっているかな?

 各国政府や自治体が、その都合に応じて基準を変更可能な『健康パスポート』を発行して、従順で優良な連中とそうで無い奴等を分けられるようにする。」
 

 「健康パスポート?」

 「そう、まぁ見ていれば良い、これがディープステートの力の証だと分かるから―――― ヒントを出すと ❝病気❞ かな。

 まずは2020年のアメリカ大統領選挙。

 病気にかこつけて郵便投票を増やせば不正選挙なんて簡単だよ、メディアとSNSは言いなりだし――――」

 「―――― 病気をわざと…… 恐ろしい。」

 「大丈夫、大丈夫。特効薬が有るから。皆には教えないけど、それに重要なのは殺す事じゃないしネ。
 

 もちろん人口調整はしたいよ。それはね、CO2削減でやるから気候変動。食糧とか生産の制限、

ローマ倶楽部の[成長の限界]だね、色んな物が手に入り難くなる。

 ウン。でも今、それより重要なのは――――

 全員にワクチン接種を受けさせる事だし、これはマイクロチップを全人類に埋め込む下準備だからね。
 

 いつもは予約が必要だけど、❝今回は不要です❞ とか、❝みんなのために❞ とか、

感染が判んない検査受けさせて、❝陽性者が何人超えました❞ とか、

企業で従業員に接種させたり、個人の感染者に ❝こんな酷い症状が出た❞ と語らせて、

全体がそうであるかのようにメディアを使って錯覚させたり、ワクチンを打たない奴はまるで犯罪者のように宣伝したり、
 

 詐欺の手法で判断を狂わせれば我先に詰めかけて来るよ、ワクチン打ちに。

 ワクチン接種者には接種を証明する[ワクチン証明書]を発行して、証明書が無いと行政サービスを何も受けられないようにする。

 建物に入れないし仕事も出来ない、お金も使えない、
 

 ―――― そしてこれが、マイクロチップ体内埋め込みの地ならしなんだよ。

 企業で ❝従業員の健康状態を把握するため❞ と言う事にして、どんな食べ物を買ったとか、トイレに何度いつ行ったとかも分かるし、

どこに居ても集積した情報から無線通信で、人工知能が自動的に制裁も出来る。

 契約でマイクロチップと取得した情報は全部、企業の所有にして――――

 とりあえず任意だけど、チップを体内に埋め込ま無い奴は人あつかいしない。」
 

 「そんな…… ゲットーじゃありませんか――――」

 「そうだよ、ナチスも連合軍も両方に関わってたよ、どっちが勝っても良いように。

 ナチスがマルクスを嫌ってただけで、ナチスも労働者党だからね。」
 

 ―――― 夫婦となったゴドフリー・ノートンとの出会いは偶然では無い。

 粘り強い彼女の覚悟が、この内容を得る機会へ導いたと言いって良いだろう、そして夫との離縁の時が来ている。
 
 しかし、ゴドフリー・ノートンの方も秘密を打ち明けたからには、妻を好き勝手には置いてはくれぬ。

 もうデモへ参加する事も、バーナデット・チェンと自由に連絡を取る事さえ出来ないで居た。

 次に彼女と逢う時を、夫の支配からの恒久的な脱出と成さねばアイリーンに未来はない。


チャイナ・スピーカーの毎日新聞『ヘイトはメディアが捏造する』
【毎日新聞】表紙創刊号、明治5年(1872)2月21日。当時は[東京日日新聞]

 

 林鄭月娥キャリー・ラム 行政長官が、10月4日に緊急情況規則条例を発動し成立させた「覆面禁止法」などに反対する大規模デモを、

 10月19日、香港島セントラルの香港大会堂 前広場『愛丁堡廣場エディンバラプレイス スクエア』で宗教上の許可行事として開催。

 20日には『九龍カウロン大遊行』を、九龍半島で行う。こちらは許可が下りず、

九龍半島南端の商業地区、尖沙咀チムサーチョイでは市民に対し香港警察が催涙弾を発射する。

 23日、4ヵ月に渡る民主化デモの発端となった、犯罪容疑者を中国本土へ引き渡す【逃亡犯条例 改正案】を、香港政府は正式に撤回した。

 『六四天安門事件』の教訓を活かして。デモは一定の成果を引き出せたのだから、香港警察との激しい衝突は避けつつ、

逮捕されたデモ参加者の罪の取り消しや、林鄭月娥キャリー・ラム 行政長官の辞任、【真の普通選挙】などを、国際社会と共に求めて行きたい。

バーナデット・チェン Bernadette   Chen 
香港人、Web記者。SNSニュースサイト:フレッチャー・ロビンソン社。
 

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いつもありがとうございますm(_ _)m
                  
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