「同年10月26日、
ワシントンポスト.com
『None of these 195 countries — the U.S. included — is fully prepared for a pandemic, report says
(これら195ヵ国 <米国を含む> のいずれもパンデミックへ完全に備えているわけではない、と報告書は述べています)』
午前2:44·2019年10月25日 の記事に対して、オバマ時代の副大統領だったジョー・バイデン氏はツイッターで、
❝私たちはパンデミックの準備ができていません❞
と引用ツイートする。」
ジョー・バイデン氏のツイート
We are not prepared for a pandemic. Trump has rolled back progress President Obama and I made to strengthen global health security. We need leadership that builds public trust, focuses on real threats, and mobilizes the world to stop outbreaks before they reach our shores. https://t.co/1qqpgayUEX
— Joe Biden (@JoeBiden) October 25, 2019
「ツイートは10月26日だね。」
ホームズが念を押すので、そくざに、
「そう、午前5:32·2019年10月26日。」と返答し、私は続けて。
「最後にこれは不確定なんだけど、武漢P4研究所で――――
―――― 同年10月、武漢P4生物ウイルス研究所で何かが起きて、2週間にわたり人の流れが止まった。これは衛生データで確認できる。」
「えっ! それは…… 新型コロナウイルスの感染者が出た?」
「実験後の動物を市場に売ったとかね。」
「…… なんだいそれはッ!?」
「中国農業大学の教授がクローン研究の実験を終えた後、豚や牛を業者に横流ししてバレて2014年6月に逮捕されたんだよ。」
「絶対! 高度な実験とかやらせちゃ駄目だろ……」
「生徒は食べたりしてたそうだから、もちろん実験後。」
「…… 言葉を失うなァ!」
「武漢ウイルス研究所でやってたと言ってる訳じゃないよ、クローン研究とウイルス研究は同じじゃ無いからね。
だけど、どうなんだろう……
2002年11月16日に、中国南部の広東省で非定型性肺炎の患者が報告される、これがSARSコロナウイルス『重症急性呼吸器症候群』。
2003年3月の始めに旅行者を介して、インドをふくむ東側のアジアとカナダを中心に、32の国や地域へ感染は広がっていった。
ただし、SARSはそれ以外で感染者が出なかったんだよ。
これは、SARSの致死率が65歳以上は50%以上と高かった事と、今のように中国からの渡航者が世界へ訪れていなかったためなんだけど……」
「あぁ、今は違うね〜」
「そこなんだよ! しかし今は当時とは違う、広範囲に中国の観光客が大量にいる。
もし今後出て来るウイルスの致死率が、数%と低くいようなら…… 感染した中国人が事業者や観光客になって世界中へウイルスをバラまく――――
地球規模の感染爆発を生じさせる危機的状況が、そこまで来ているのかも知れない!」
「深刻だな…… ありがとうワトスン! これは大変な事になるかも―――― ぅうむ……」
「医師としては―――― なんと言っても致死率だね。
感染して発症した場合に死亡する確率が低い方が、かえって感染拡大が起こりやすいから……
致死率が高いエボラ出血熱とは逆なんだよ。
エボラみたいに致死率が最大90%と高くて、早く症状が出たり動けなくなれば、感染者がウイルスを拡散しようが無いからね。意図的でもない限り、
問題なのは、感染者が移動してウイルスをバラまく事だから――――
そのウイルスの潜伏期間や症状、毒性が高くて死亡したり後遺症が残るのか、
それと、なに由来のウイルスなのかだね。
例を挙げると、ペストの流行から免疫記憶を持っている人々の住む地域が実際に有るんだけど。そこでペスト由来のウイルス感染者が発生したとして、
持病を持っていたり高齢でない限り、
数日なんらかの症状は出るだろうけど、即座に免疫が体内で生成されるから大した被害にならない可能性が高い。
後は、付着してウイルスがどれくらい生きているか、とか――――
変異種が出て感染力や毒性が上がったり、もちろんその逆もある。こんなところかな、
ウイルスの感染力と毒性が低ければ良いんだけどね。毒性が低ければ発症しても一般的に大した事はないよ。持病がある人や高齢の場合をのぞいてね。」
「軍医として君はどう考える、ワトスン? 武漢P4研究所のウイルスは、生物兵器になっているかな?」
我らが友人シャーロック・ホームズはそう私に聞いてきたのだが、これは当然の質問であろう。
よほど真摯に答えなければなるまい。
「中国共産党が生物兵器を作っていたかどうかは分からない。
ただ、生物兵器なら―――― 事故を偽装して、致死率をワザと低くおさえたウイルスを自国民へ感染させる、
そして、生物兵器に仕立て上げられた中国人たちを、中国共産党の画策で次々と海外へ送り込む、
その結果、世界的な感染爆発が発生する可能性は有るよ!
【バイオ・テロ】なら戦争を装わないで戦争ができて、ミサイルを打ち込まれる事も無い。」
「それと、」私はさめたお茶で口を湿らせてから、あらためて話しだした。
「それとワクチン製造の準備をして置くだろう。ウイルスが中国共産党で制御できなくなるかも知れないからね、
❝ワクチンをいち早く作った❞ と言う事にして、世界さえ影響下に置く可能性もあり得る。たとえば貧困国や、
ワクチンを確保できない国へ中国共産党が直接ワクチンを提供すれば、
『加害者のはずが、感謝される側へ早変わり〜』なんて事も起こりかねないよ――――」
「―――― うむ、なるほど……」
「私は軍医として、そう思うねッ。」
「いやぁ、ありがとうドクター・ワトスン!」
そう言うとシャーロック・ホームズも続けて語りだした。
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