秦氏千年の計4 日本の『オオカミ信仰』

『万葉集』巻八  「大口おおくちの、まかみの原に、ふる雪は、いたくなふりそ、家もあらなくに」  舎人娘子とねりのおとめ(飛鳥時代の女官・歌人)  と歌にも有りますように、オオカミは『真神まかみ(まことの神・正しい神)』・ …

秦氏千年の計3 世界中が『オオカミ信仰』を持っている

 まず、秦大津父はたのおおつちはオオカミを『貴たっとい神』と言っていますが、  欽明きんめい天皇は、これを受け入れておられます。    日本で野生の犬を「オオカミ」と呼ぶのは、 野生の犬が『大いなる神』であると、認められ …

秦氏千年の計1 ザビエルより前に日本へ来ていたキリスト教

 聖徳太子しょうとくたいし(574年2月7日〜622年4月8日)は厩戸うまやどで産まれ『厩戸皇子うまやどのみこ』と呼ばれます。  世界ひろしと言えども、「厩戸うまやど」で産まれた人物はこの聖徳太子と、そしてイエス・キリス …

【生の無限性】アポロンとディオニュソスの二男神が、日本ではアマテラスとアメノウズメの二女神になる!!【生の有限性】(弍の巻)

 【アマテラス】大御神おおみかみは『天空』のタカマガハラに『女性社会』・『母系社会』を構築していたと言える。 そして【アマテラス】を含む神々の母であり、火の神を産んだ火傷が元で他界たかいした【イザナミ】統すべる『大地』の …

【生の無限性】アポロンとディオニュソスの二男神が、日本ではアマテラスとアメノウズメの二女神になる!!【生の有限性】(壱の巻)

 フリードリヒ・ニーチェの言う、 『天空/大地』 『アポロン的なもの/ディオニュソス的なもの』 『生の無限性むげんせい/生の有限性ゆうげんせい』 『偶然/必然』 『光/闇』 『真理/生成』 『精神/魂・身体』 『認識/意 …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(参の巻)

3.徳川が名実ともに支配者となるその秘策ひさくとは?!  徳川将軍家が家紋『丸に三みつ葉葵ばあおい』は、 賀茂神社かもじんじゃの氏子となった松平親氏まつだいらちかうじが、賀茂神社の御神紋ごしんもんにあらせらる葵紋あおいも …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(弐の巻)

2.賀茂かもの神と大山咋神おおやまくいのかみ  日枝大神ひえおおかみとは、大山咋神おおやまくいのかみのことである。 賀茂御祖神社かもみおやじんじゃ(下鴨神社しもがもじんじゃ)に祀まつられる神が、神産巣日神かみむすびのかみ …

【大山咋神】「山王信仰を利用するは我にあり!」霊的支配と徳川一族の野望!!【日枝神社】(壱の巻)

1.家康と山王信仰さんのうしんこう  かつて、江戸城内で時の将軍上覧じょうらんの『天下祭てんかまつり』は二つである。 一つは神田明神かんだみょうじん(神田神社かんだじんじゃ)の祭礼神田祭かんだまつり。  そしてもう一つが …