近衞文麿 総理は有田八郎 元外務大臣 宛の書簡の中で、日本軍部の「仏印進駐(昭和15年(1940年)と昭和16年(1941年)の二回)は日米交渉に影響なし」との見込みが誤りだったと打ち明ける内容。
日本はアメリカとの戦争は回避したいと考えていたらしいが、憶測や願望による判断が見て取れる。
結局、仏印進駐が引き金となり、日本時間の昭和16年(1941年)12月8日、日本はイギリスとアメリカに宣戦布告し、太平洋戦争の泥沼へと堕ちて行く。
日米開戦 国立国会図書館
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近衞文麿は内閣総理大臣として、昭和15年(1940年)9月27日、日独伊 三国同盟を締結、同年(1940年)10月12日、大政翼賛会を設立。戦後はA級戦犯の容疑者となるも逮捕直前に自殺。
近代日本人の肖像 国立国会図書館
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国家総動員法。昭和13年(1938年)第1次 近衞文麿 内閣が第73帝国議会に提出・制定した法律。長期化する大東亜戦争の総力戦を遂行するため、政府が国家と国民の総ての人的・物質的資源を「総動員」出来る統制運用を規定する物。
国家総動員 国立国会図書館
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警察予備隊瞥見 テキスト抜粋
1、国際共産革命の武装による国家破壊
2、社会不安よりする暴動
「治安維持の為 特別の必要がある場合に於て内閣総理大臣の命を受け行動し」
「其の活動は警察の任務の範囲内に限らるべきものであって 憲法の保障する個人の自由 及 権利の干渉にわたる等 其の権能を濫用することとなってはならない」
警察予備隊 国立国会図書館
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